安全性が高いウォーターサーバーとは?水質と殺菌について
ウォーターサーバーを使ってみようかな?と考えている方に、なぜ使ってみようと思ったのか理由を聞くと「お水の安全性と利便性に魅力を感じたから」と答える人が殆どです。
採水地がどこか?という点で、お水の安全性の高さをチェックしていませんか?私自身もそうですが、口に入れる物の安全性をチェックするとき「産地」を見るという方、多いと思います。それくらいしか安全性をチェックできる要素がないからそうなってしまうんですよね。
ところが、ウォーターサーバーの安全性の高い低いは採水地だけを見ていてはダメなんです!安全性の高いウォーターサーバーを選ぶ為にチェックすべきポイントをまとめたので、しっかり見ておいて下さいね。
ウォーターサーバーのお水の種類をチェック
ウォーターサーバーメーカーによって取り扱うお水が違ってきます。大きくは「ミネラルウォーター」と「RO水」に分けられます。
ミネラルウォーター
自然豊かな山などの地下から採水したお水です。採水地は様々ですが、どのメーカーも基本的に軟水の弱アルカリ性です。海外品のボルビックやエビアンのような硬度が高く苦味あるお水、東北の温泉のようなPHが低い酸っぱいお水はありません。ミネラル含有量などが僅かに違う程度で、どのメーカーも大きな違いはありません。
採水地が違うミネラルウォーターを各社1~4種類ほどの揃えてあり、途中でお水の種類を変更することができます。メーカーによってはRO水のみしかない場合があるので、事前に確認しましょう。
RO水
RO水とは、ROフィルターを通してウィルスや放射性物質等を取り除いたお水です。原料の水は天然水ではなく水道水を使用していることが多いので値段が安いのも特徴。不純物が少ないので赤ちゃんのミルク作りに、安いので料理などにも使う使用量の多い方に人気のあるお水です。
メーカーによってRO水を取り扱っていないこともあるので、事前に確認しましょう。
水質検査で安全性が高いかチェック
ミネラルウォーターとは、ミネラルなどの不純物を含むお水です。このミネラルは栄養素として認知されていますが、不純物の中には身体に害になる物もあります。自然のお水だからと安心はできないのです。
そこで大切になるのが「水質検査」。水質検査の正式なデーターを公表しているメーカーかどうかをまずは調べてください。
それだけで安心してはいけません。水質検査は定期的におこなうべきです。こまめな検査をして、常に問題がないかどうかを考えてくれるメーカーがいいでしょう。一度の水質検査をし、それを公表しているからといって、今現在の水質が保証されるわけではありません。毎月しっかり水質検査を実施している安全性の高いメーカーを選びましょう。
ウォーターサーバー内の殺菌機能をチェック
お水の安全性にばかり気をとれて見逃しがちなのがサーバー本体の安全性。いくら水質にこだわっても、ウォーターサーバー内で菌が繁殖してしまったら意味がありません。サーバー内できちんと殺菌できる機能がついているウォーターサーバーを選びましょう。
ウォーターサーバー内は、意外と菌が繁殖しやすい状態です。その状態のまま使っていると、お水に菌が入ってしまう可能性があります。目には見えない菌なので、必ずクリーニング機能がついているかどうかを確かめてください。
サーバー本体を分解洗浄してくれるかチェック
家電は時間とともに汚れていきます。キレイに掃除したいなと思っても、素人には手が届く範囲しか掃除できないですよね。ウォーターサーバーも例外ではなく、やはり汚れが溜まっていきます。
そんな不安を解消してくれるのが、サーバーを丸ごと分解して洗浄してくれるサービスです。メーカーによって有料であったり無料であったりしますし、実施していないメーカーもあります。自動クリーニング機能がついていないサーバーについては、絶対に押さえておきたいポイントです。